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【読書初心者のあなたへ】200ページの良小説5選!

こんにちは、都会読書の時間です。

 

おうち時間をもてあそんでネットサーフィンしているそこのあなた。

たまには本でも読んでみましょう!

 

と言っても

普段あまり読まれない方は何から読めばいいのか、状態ですよね。

 

そこでおすすめしたいのが、薄くて濃い小説です!

相反する言葉が同居しておりますが。。。

 

要するに

200ページ以下なのに充実した時間を体験できる小説です!

私もここから、自分が読了できる体験を積み重ねて

読書が好きになりました。

それでは早速紹介して行きましょう!

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人間失格 太宰治

 

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

 

 

「恥の多い生涯を送って来ました」と言うあまりにも有名な書き出しの小説です。

太宰が捨て身をする直前に書かれたもので、苦しい心情が一字一句から伝わってくる作品になっています。何度でも読みたくなります。

 

火花 又吉直樹

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

第153回芥川賞受賞作。

売れない芸人の主人公が自分にないセンスを持っている先輩に出会い、話は進んで行きます。とても人間味に溢れた作品で、哲学的に考えさせられる内容でもありました。

スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介

 

 

スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫)

スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫)

 

 

こちらも第153回芥川賞受賞作。

早く死にたいとぼやき続ける祖父の言葉を真に受け、その願いを叶えようと奮闘する孫の変化を描ききった作品。可笑しさや感動が入り混じった感情になります。

 

私の消滅 中村文則

 

私の消滅 (文春文庫)

私の消滅 (文春文庫)

 

 

このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。

分からないなりに読み進めていくと繋がっていく純文学ミステリー。

この薄さでこの濃さか!今回の企画にぴったりの一冊です。

 

異類婚姻譚 本谷有希子

 

異類婚姻譚 (講談社文庫)

異類婚姻譚 (講談社文庫)

 

 

夫婦の顔はだんだん似てくるってよく言いますよね。それを強烈に描写した感じです。

家にいる時間が増えている今、彼や彼女が人間の形をしているか、あなたも確かめ直してみてはいかがでしょうか?

 

というわけで、上記5冊が200ページいないで読める良本でした。

文庫で買ってもとても薄く持ち運びに便利なのでおすすめですよ。

 

 以上、都会読書の時間でした。

皆様の日常に本があるきっかけになっていれば幸いです。