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Written by TaKeYa@omomuki.com

たった3つでSNSより読書を選ぶ「本との向き合いかた」

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人間の成長において、読書の技術は必要不可欠だ。

 

決して不安を煽っているのではなく、自分の好奇心赴くままに知識を増やすのも、問題解決のための論理的思考を磨くのも、どれだけ他人の気持ちに寄り添うことができるかどうかまで読書にかかっている。

 

そこで、本日は、特に読書習慣を身につけるのに効果的な「本を読みたくなる」考え方を詳しくご紹介する。

 

この通りに試していただければ、浅い情報に流されない、深い人間へと成長する一歩を踏み出せるようになる。

 

ぜひぜひ、ゆっくりと向き合って、実践してみてほしい。

 

SNSと本での文字との向き合いかたの違い

ブログやサイト、SNSなどのWEB媒体と本、雑誌などの紙媒体は似て非なるものだ。

 

 そのため、当然文字との向き合いかたも変わってくる。それでは紙媒体は、どのように人生に取り入れれば良いのか?答えからお伝えすると、本や雑誌などの紙媒体は、下のように

  1. 腰を据えて読む
  2. 作者と対話する
  3. ひとりでじっくりと思考する

の3つの向き合いかたを意識する。

 

SNSを日常的に活用してきた方にとって、この3つは慣れないと思うかもしれない。

 

なぜなら、紙媒体での文字の向き合いかたは、多く情報を受信するよりも、自分自身の考えを深めることの方が重要だからだ。両者の違いを簡潔に表すと以下のようになる。

 

  • ネット:いかに多くの情報を得られるか
  • 書籍:いかに自分の思考を深められるか?

さらに違った視点からお話しする。

 

ネットと本屋での出会いかたの違い

  • WEBメディアとの出会い:たまたま見た
  • 紙メディアとの出会い:自分で選んで購入する

 

WEBの媒体は、”最新の情報の取得”を前提としているため、次から次へとトピックスが移行していく。

 

それに対して、紙媒体の場合、読むきっかけは「この作者は何を言いたいのだろう」だとか、「この人の人生を自分も疑似体験したい」という脳の思考からくる。

 

つまり、読むことに対する脳の潜在的な目的意識がWEB媒体に比べて高いのだ。

 

だからこそ、本を読む場合、「いかに最新の情報をたくさん集めるか?」よりも「いかに深くかんがえられるか?」「いかに著者の脳に没入できるか?」を徹底する必要がある。

  

 そしてそのために最適なのが先ほどの3つの向き合い方となる。

 

まとめ

 人が成長するためには、やはり読書を習慣にすることは必要不可欠だ。そのためには、当然、”ひとりの時間”を作ることが必要になる。この記事をご覧のあなたも恐らく、読書の重要性を強く感じているのではないだろうか?

 

そこで再度読書をする際の3つの本との向き合いかたをご紹介する。

向き合いかた①腰を据えて読む

何かをしながら情報を得るようなWEBに対する態勢では、情報は頭の中を通り過ぎてしまう。次から次へと新しい情報が入ってくる。これでは自分の知識が深まらないのも納得していただけるだろう。きちんと腰を据えて、本と向き合い思考を巡らせたい。

向き合いかた②作者と対話するように読む

初めの写真にもある、プラトンという哲学者が書いた『ソクラテスの弁明』の中でも様々な有識者と対話して行く中で、自分は何も知らないことに気づく。これが有名な「無知の知」である。謙虚に作者と対話して行くと、さらなる知識を探求したくなる。

向き合いかた③ひとりでじっくりと読む

SNSでいつでも誰とでも繋がることができる現代で、ひとりの時間はあえて作らなければ生まれない。しかし忙しさ中で立ち止まって、大切な時間を読書にあててみると、今まで自分がいた世界がどれだけせわしなかったかに気づくはずだ。

 

最初は面倒に思われるかもしれないが、ぜひ、ここで紹介した向き合いかたを試してみて欲しい。

一度身につけてしまえば、本を読むこと自体がとても楽しくなるし、以前読んだ本とのつながりを自分で発見できるようになり、自分だけの学びを深めることができるようになる。