TaKeYaBlog

Written by TaKeYa@omomuki.com

2020年4月コロナ禍の月間ベストセラー(日販調べ)感想文

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 こんにちは、TKYです。

 

おうち時間でも藝術に触れまくっています。

仕事も落ち着いており、個人的にはとてもいい状態です。

 

さて、先ほど下記のツイートをしました。

✔︎2020年4月コロナ禍の月間ベストセラー本(日販調べ)

  1. 流浪の月
  2. 幸福の花束(3)
  3. 鬼滅の刃 片羽の蝶
  4. 鬼滅の刃 しあわせの花
  5. シャーク&Co.
  6. かんたんかわいい!手作りマスク 増補改訂版
  7. 僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  8. クスノキの番人
  9. あつまれどうぶつの森 ザ・コンプリートガイド
  10.  世界一おいしい手抜きごはん

 

上記を深掘りします。

コロナ禍での読書トレンドをみながら解説します。

 

本屋を見れば社会トレンドがわかる

ネット情報の信憑性の低さ

インターネットやSNSの普及で、誰でも情報発信ができる時代になりました。私みたいな人間でもこうやってあなたに記事を読んでいただけていますからね。

 一方で情報の信憑性の問題が浮き上がってきます。

3月にロックダウンの噂が流れて、多くの人がトイレットペーパーを求めてスーパーに詰め寄る大騒動になりましたよね。

 本屋は信頼できる情報の宝庫

ここで再度注目したいのが本の信憑性の高さです。

本は著者や出版社の情報が明記されているため、安心して情報を得ることができます。

そして本屋は本の集積地、いわば信頼できる情報の宝庫なので、社会トレンドを確実に知ることができます。

 

コロナ禍での読書トレンド感想文

そんな訳で、今の社会がどういう状況かを、どんな本が売れているかという視点から見ていきましょう。

本屋大賞受賞作

今月の1位はなんと本屋大賞受賞作の流浪の月という結果に。本屋大賞2018年受賞の『かがみの孤城』、2019年受賞の『そして、バトンは渡された』はともに当年4月ランキング2位という結果だったので、1位は快挙です。2004年に始まった本屋大賞の影響力が着実に上がっていますね。


2020年本屋大賞受賞作! 凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社)

コロナ関連、おうち時間関連本

 

 こちらは予想通りといった感じでしょうか。

おうち時間を充実させるためのアイテムや過ごし方に関連した本がランクインしているようです。

 鬼滅の刃、めっちゃ面白いですよね。

 

小学校読書週間禍の私「先生、マンガは読書に入りますか?」

国語の先生「歴史漫画なら読んでもいいですよ」

 

これではいけませんよね。私はマンガは読書であり、藝術であると思っています。

 これについては後日改めてお話ししますね。

 

コロナ禍でもそれぞれ本を活用している

というわけで、今回は以上にします。

読書に限らず、生きていく上でトレンドを知っておいて損することはありません

 

私は社会を知るために、本屋を見つけるたびに入店しています。結果年間300日は本屋に通っています。

ちょっとやりすぎですね。あなたもコロナが明けたらふらっと本屋に立ち寄る癖をつけて見ましょう。

 

以上TKYの都会藝術でした〜。

読んだ本の冊数自慢に対して、違和感を感じる件【精読してる?】

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こんにちは、TKYです。

年間100冊読了ペースで本を読んでいます。

 

さて、先日こんなツイートをしました。

 

  •  おうち時間はステイホーム明けの準備期間にもなりますよね。皆さんはどうですか?今のうちに出来ていなかった整理や掃除などをしていますか?私は何をしているかというと今までできていなかったSNSをしようとしています。自己表現ってかなり難しいですね。1日に何度も呟く人本当に尊敬します

 

上記のように最近SNSを本格的に始めたのですが、本を1日1冊以上読まれている人に よく遭遇します。そこで感じたことと僕の読書戦略を交えて解説していきます。

 

読んだ本の冊数自慢に対して、違和感を感じる

理由は、そこにフォーカスしても意味がないからです。

まずは自分のために深く読むべき

私が見た書評SNSの戦略は下記のような感じです。

  • 1日1冊、読了した本を紹介する
  • 様々なジャンルの本を乱読して発信する

もちろんこれでもいいのですが、発信するために本を読んでいるようでは、本来の読書の楽しみ方を失っているように感じます。

 

読書が好きなら、目の前の本と向き合って、深くの読むが大事なのではないでしょうか。

 

私の戦略:最初は「深く読めるように」集中

読書を本格的にするようになって1年間は、完全に深く読めるように集中しました。

具体的には「1冊読んだら2日考える」「疑問に思った題材の本を購入する」です。

  • 1冊読んだら2日考える→読んでアウトプットしてすぐ次の本を読むようでは、それほど頭に残らないし、読書効果は得られません。あくまでも読書は自分の成長、楽しみのためにするべきです。読了数ばかり追いかけているようでは、手段と目的が逆になっている典型的な例です。
  • 疑問に思った題材の本を購入する→本で得る知識をさらに深めるためには、同じ題材のものを3冊続けて読むことです。そうすれば、2冊目は内容に5割程度、3冊目では7割程度がすでに知っている情報になり、すらすら読むことができます。その勢いのまま新しい知識にも触れ、理解を深められます。

 上記の感じです。

 

当たり前ですが、そこまで読書冊数は増えなかったですね。次の本に移るまでに3日かかりましたので。

とはいえ、知識の深まりかたは大きく実感できたので、作戦成功でした。

  

✔︎補足:おすすめの本の読み方
city-reading.hatenablog.com

 

情報発信すると決めた日に、もっと本に集中すると決めた

2020年の4月中旬に読書だけではなく情報発信を頑張っていくと決めました。そのとき「もっと本を集中して読む」とと決意しました。

 当初は超多読乱読してたくさんの情報を発信しようと思っていましたので、方向性の変更は割と大きな決断でした。しかしそれには理由があります。

先ほども言いましたが、読書は自分のためのものです。それ以外の何物でもありません。

 

というわけで、読んだ本の冊数を自慢するより、本を通して成長し、何かで結果を出せるように頑張っていきましょう。

 

読書家が情報発信するなら自分を客観的に見る

 SNSやブログで書評を書くなら、自分を客観的に見るべきです。

これは他人の書評を活用して読書するからこそわかるのですが、あなたのSNSをフォローする人は、思っている以上に「あなたのSNSやブログ」をチェックしています。

 

 結論:本は自分のために読みましょう

この記事に関しては、完全なる私の主観です。

多読しながら精読もできて、深く知識を身につけて、情報発信を毎日されている方もいると思いますし、そういう意味ではお節介な記事になってしまいました。

再度ですが、先日のつぶやきをご覧ください。

 

 

本当に自分のために本を読みながら、毎日発信している方は尊敬します。

またおうちでゆっくり考えられる時間がある方は、読み方、発信の仕方を整理してみてはいかがでしょうか?

 

以上、TKYでした。読書ライフ楽しみましょ〜。

20代でしておきたいおすすめの本の読み方

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こんにちは、TKYです。

先日、こんなツイートをしました。

 

✔︎子供の頃の自分に伝えたい読書方法

  1. 読みたい本だけ読むな
  2. 諦めず何度も読め
  3. 自分の向かう先を考えて読め
  4. 買ったらすぐ読め
  5. 量が大切。質は後から

 有意義な読書をするための思考方法です。

読み方の軸が定まっていない人は、試してみてください。

 

20代でもしておきたい読書方法

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上のツイートをもう少し詳しく。順番に説明していきます。

 

1.読みたい本だけ読まない

いきなり核となる考え方ですね。

 

読みたい本だけ読んでも、成長しません。

興味のない本も読むと、成長できます。

 

好きなものだけ読んではいけない

ほとんどの人が、自分の好きなジャンルの本、興味のある本を選びます。もちろん、時間の使い方、お金の使い方は人それぞれですが、私はやりません。

 

なぜなら、自分で本を選んでも、都合のいい自分にしかならないから。

 

何も、好きなものを読むなということではありません。自分が知る由もないことを知る機会を作りましょう。

これを解決するなら、ランダムに本をチョイスしてくれるサービスを利用したり、自分が憧れる友人と読んだ本を交換することです。

 

 2.諦めず何度も読む

こちらも思考を深めるにはかなり重要ですね。

 

諦めないことで得られることとは

多くの人は難読と呼ばれる本にチャレンジしては、諦めます。

その心理はわかりやすいものを読んで、わかったようになりたいということです。

 

わかりやすさはトラップ

本を選ぶ際、「これはわかりやすくて読みやすそう」という考えは、消すべき。

わかりやすそうという事は、情報が浅いという事です。手っ取り早く情報を得たいのであれば、ネットで十分です。むしろネットの方が何倍も新しい情報ですよね。

 

上の考えを消せるなら消してください。僕は消せるようにチャレンジしています。

 

繰り返し読むことで見えてくる

 繰り返し読んでいくうちに、その本の良さがわかってきます。これこそ内面の成長の最たるものです。

わからなければ一度離れるのも手です。その本のことは忘れずまた戻ってきましょう。

 

3.自分の向かう先を読む

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

もう少し続きますが、ここで質問です。

 

あなたの向かう先には何がありますか?

かなり漠然とした質問ですが、ここでじっくり考えてください。

といってもほとんどの人はすぐ読み進めます。

 

僕もそうなので、質問の意図を回答すると

  • 個人的なこと→自分が憧れる人が何を読んできたかを徹底的に調べる
  • 社会的なこと→自分だけでなく社会が向かう未来のことも考えておく

 この2つは非常に大事です。1番の内容とも重複しますが、やはり自分の好きなものだけでなく尊敬する人が読んできたものを読むのも手です。

また、未来のことを常に考えておかないと、読書の方向性がいつの間にか現実社会とずれていってしまいます。常に読書の舵を切って軌道修正していきましょう。

 私が特に失敗した点です。

4.買ったらすぐに読む

これは絶対にやった方がいいです。

本に対する興味は、その本を買った瞬間がマックスです。1日、2日と置いてしまうと、時間に反比例して興味が薄れていきます。

少しでもいいのですぐに読み進めましょう。

おすすめの方法は下記です。

  • 買うと決めてから、本屋で30ページほど読む
  • 家が近い場合は家に着いてすぐ読む
  • 遠い場合は、カフェなどに入って少し読む

 せっかくの本に対する情熱を損なわないように、少し意識してみましょう。

 

5.とにかく量を読む。質はあと

 よくある対比ですよね。

 最終的にはどちらもあげたいですが、20代までは「とにかく量」だと思います。

ただ、ここでいう「とにかく量」とは「むやみやたらに乱読しろ」ではありません。

とにかく量を読む理由は本を選ぶセンスを身につけるためです。

こういうタイトルの本は内容が薄い等、自分なりのルールが見えてきます。

そのルールができれば、自然と選ぶ本の質も上がりますよね。

質は勝手に上がるものです。まずは、とにかく量を読んでいきましょう。

 

読書に限らず続けましょう

というわけですぐに取り入れてみてください。

どれも私の今の読書スタイルを形成する要素です。 もう一度ご覧ください。 

✔︎20歳の自分に伝えたい読書方法

  1. 読みたい本だけ読むな
  2. 諦めず何度も読め
  3. 自分の向かう先を考えて読め
  4. 買ったらすぐ読め
  5. 量が大切。質は後から

 読書を意味のあるものにするには、これが大切です。

 

私も毎日読書していますのでモチベーション装置として私のInstagramをみていただければと思います。

 

以上、TKYの都会藝術でした〜。

 

 

 

おうち時間で夜の読書を習慣化するメリット5個

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こんにちは、都会読書です。

 

在宅勤務が続き、さらに1ヶ月期限延長との情報が入ってきました。

まだまだおうち時間は増えそうですね。

 

さて、今回はおうち時間があけたときにいいスタートをきれるよう、今のうちに習慣化できるものは習慣化してしまおう。というお話です。ご活用ください。

 

読書習慣を身につけるには夜の本の読み方が重要です。

おうち時間に昼も夜も関係ないと思われるかもしれませんが、あくまでもステイホームから解放された後も続けられるように準備する期間と考えていただきたいです。

 

✔️夜の読書効果リスト

1.記憶定着力がUP

訳の分からない単語10個を覚えて、8時間後にどれだけ覚えられていたかと言う実験があります。すると、起き続けていた人よりも、あいだに睡眠をとった人の方が3倍程度記憶に残っていることがわかりました。

私は読書は思考やセンスを磨くものだと思っているので、全てを記憶しなければならないとは思いません。

ただせっかくなら、なるべく記憶に残る読書方法を身につけて起きたいですよね。

2.睡眠の質がUP

睡眠の質が悪ければ、日中の集中力の低下や、心身の健康にも悪影響を及ぼします。睡眠はいい明日のスタートだと思って、食事、運動とともに気をつけるべき習慣です。

では読書がどのように睡眠の質を向上させるかと言うと、スマホやパソコンからのブルーライトを浴びないことです。ブルーライトはとても刺激の強い光なので、睡眠のゴールデンタイムである最初のレム睡眠の質を大幅に下げてしまします。

寝る1時間〜2時間前には全てのデバイスの電源を切り、1冊の本に集中する。これで翌朝もすっきりと起きることができます。

3.集中力がUP

日中は外の通行人の声などが聞こえてきて、あまり集中できないことが多いのではないでしょうか?私はノイズキャンセリングのイヤホンで音楽を流さないと言う方法で、なるべく本に没入できる対策を取っています。

そんなことをしなくても、夜になれば静かになるので集中して読むことができます。

4.使える時間量がUP

朝どれだけ早く起きても、お弁当を用意したり、出勤したり、とにかく時間に制限があり、焦りが生じます。しかし夜はどうでしょう。時間を無限に感じますよね。夜更かしは良くないですが、時間にも心にも余裕のある状態だと、難解な本や大著にチャレンジすることもできます。

5.アウトプット力がUP

朝起きた時の脳はとてもリフレッシュされているため、脳に情報をインプットするよりも、なるべく自分が考えていることをアウトプットすることを優先したいです。

前日の夜に読んだ本の内容等が頭の中で整理されている状態なので、それを自分の言葉にしてアウトプットすることができます。

 

 以上、夜の読書習慣のメリットでした。今夜からはじめてみましょう〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書1秒後からあなたの人生を好転させる「本の種類」

 

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こんにちは、都会読書です。

おうち時間はひたすらに読書しておりまして、早く試したいことが溜まっています。

 

さて、私が読書する場所は、自宅や移動中以外に、山や森、海辺など自然の中で読みます。

 

そのような場所での読書は、他に入る情報が少なく、今読んでいる本に思考を深めることができるからです。

 

それでは、1〜2分ほどで、読書から人生を好転させる「本の種類」について書いていきます。たぶんですが、読書しまくっている人でもこの思考を持っていなければ勿体無いです。でも、めっちゃ重要ですよ。

 

価値を生み出す読書の本質的な考えとは

 結論からいうと、「自分が変わったとき」に価値が生まれます。

 

※人間は変化し成長して行くことが重要だと思っています。反論もあるかもしれませんが、本を読む人の大半は、読後に何か心情の変化があるはすなので、どうかご了承ください。

自分が変わる=周りが変わる

自分が変わるパターンは次の2ケースです。

  • 自分の行動が変わる
  • 自分の見え方が変わる

 

どちらかのパターンだと思いますが、例えば「行動が変わる」本の読み方をすれば、言動が変わり、周りの人にも影響を与えるでしょう。

 

仮に「見え方が変わる」パターンの読書ができれば周りの環境が変わったように見えます。

 

小説でもビジネス書でも関係ない

結論として、小説でもビジネス書でもあまり関係ないです。

 要するに、「読後に何かを変えることができたか」という部分が人生好転の第一歩になりますので、これを達成できる読み方をすればOK。

 

 なお、「自己啓発書やビジネス書で人生を変えよう」としている方が大半ですが、その理由は下の通りです。

 

半分正解だけど半分不正解

  • ビジネス書→変わる方法が明確に書かれているので、わかりやすい。
  • 小説→そもそも作品に浸る娯楽であり人生を変えるツールではない。

普通に考えると上記は正解のようですが、半分不正解の理由を解説します。

 

ビジネス書は百番煎じ

例えばですが、ビジネス書で書かれている成功方法は著者が実践してきたことを元に書かれていることがほとんどです。

 

その時点でその方法は二番煎じです。さらにそれをたくさんの人が読み、実践して行きます。すると、その本はなんども煎じられた状態で自分の手元にやってきます。

 

見落とされていること

 もっと言うと、ビジネス書に書いていることから、さらに思考する人は少ないです。

 

書いていることを鵜呑みにするのではなく、そこから自分なりにアレンジして、行動を変えて行くことが必要です。

 

人生を好転させる本の種類

結論は次の通り。

 

「人生を好転させるのに本の種類はそれほど重要ではない。」

 

それでは何が重要か。

  • 人生を好転させるのに、自分の行動が変わる本を読む
  • 人生を好転させるのに、自分の見方が変わる本を読む

 

そして読後1秒後から変えること。

 

今日の都会藝術はここまで。それではまた〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たった3つでSNSより読書を選ぶ「本との向き合いかた」

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人間の成長において、読書の技術は必要不可欠だ。

 

決して不安を煽っているのではなく、自分の好奇心赴くままに知識を増やすのも、問題解決のための論理的思考を磨くのも、どれだけ他人の気持ちに寄り添うことができるかどうかまで読書にかかっている。

 

そこで、本日は、特に読書習慣を身につけるのに効果的な「本を読みたくなる」考え方を詳しくご紹介する。

 

この通りに試していただければ、浅い情報に流されない、深い人間へと成長する一歩を踏み出せるようになる。

 

ぜひぜひ、ゆっくりと向き合って、実践してみてほしい。

 

SNSと本での文字との向き合いかたの違い

ブログやサイト、SNSなどのWEB媒体と本、雑誌などの紙媒体は似て非なるものだ。

 

 そのため、当然文字との向き合いかたも変わってくる。それでは紙媒体は、どのように人生に取り入れれば良いのか?答えからお伝えすると、本や雑誌などの紙媒体は、下のように

  1. 腰を据えて読む
  2. 作者と対話する
  3. ひとりでじっくりと思考する

の3つの向き合いかたを意識する。

 

SNSを日常的に活用してきた方にとって、この3つは慣れないと思うかもしれない。

 

なぜなら、紙媒体での文字の向き合いかたは、多く情報を受信するよりも、自分自身の考えを深めることの方が重要だからだ。両者の違いを簡潔に表すと以下のようになる。

 

  • ネット:いかに多くの情報を得られるか
  • 書籍:いかに自分の思考を深められるか?

さらに違った視点からお話しする。

 

ネットと本屋での出会いかたの違い

  • WEBメディアとの出会い:たまたま見た
  • 紙メディアとの出会い:自分で選んで購入する

 

WEBの媒体は、”最新の情報の取得”を前提としているため、次から次へとトピックスが移行していく。

 

それに対して、紙媒体の場合、読むきっかけは「この作者は何を言いたいのだろう」だとか、「この人の人生を自分も疑似体験したい」という脳の思考からくる。

 

つまり、読むことに対する脳の潜在的な目的意識がWEB媒体に比べて高いのだ。

 

だからこそ、本を読む場合、「いかに最新の情報をたくさん集めるか?」よりも「いかに深くかんがえられるか?」「いかに著者の脳に没入できるか?」を徹底する必要がある。

  

 そしてそのために最適なのが先ほどの3つの向き合い方となる。

 

まとめ

 人が成長するためには、やはり読書を習慣にすることは必要不可欠だ。そのためには、当然、”ひとりの時間”を作ることが必要になる。この記事をご覧のあなたも恐らく、読書の重要性を強く感じているのではないだろうか?

 

そこで再度読書をする際の3つの本との向き合いかたをご紹介する。

向き合いかた①腰を据えて読む

何かをしながら情報を得るようなWEBに対する態勢では、情報は頭の中を通り過ぎてしまう。次から次へと新しい情報が入ってくる。これでは自分の知識が深まらないのも納得していただけるだろう。きちんと腰を据えて、本と向き合い思考を巡らせたい。

向き合いかた②作者と対話するように読む

初めの写真にもある、プラトンという哲学者が書いた『ソクラテスの弁明』の中でも様々な有識者と対話して行く中で、自分は何も知らないことに気づく。これが有名な「無知の知」である。謙虚に作者と対話して行くと、さらなる知識を探求したくなる。

向き合いかた③ひとりでじっくりと読む

SNSでいつでも誰とでも繋がることができる現代で、ひとりの時間はあえて作らなければ生まれない。しかし忙しさ中で立ち止まって、大切な時間を読書にあててみると、今まで自分がいた世界がどれだけせわしなかったかに気づくはずだ。

 

最初は面倒に思われるかもしれないが、ぜひ、ここで紹介した向き合いかたを試してみて欲しい。

一度身につけてしまえば、本を読むこと自体がとても楽しくなるし、以前読んだ本とのつながりを自分で発見できるようになり、自分だけの学びを深めることができるようになる。 

【読書初心者のあなたへ】200ページの良小説5選!

こんにちは、都会読書の時間です。

 

おうち時間をもてあそんでネットサーフィンしているそこのあなた。

たまには本でも読んでみましょう!

 

と言っても

普段あまり読まれない方は何から読めばいいのか、状態ですよね。

 

そこでおすすめしたいのが、薄くて濃い小説です!

相反する言葉が同居しておりますが。。。

 

要するに

200ページ以下なのに充実した時間を体験できる小説です!

私もここから、自分が読了できる体験を積み重ねて

読書が好きになりました。

それでは早速紹介して行きましょう!

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人間失格 太宰治

 

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

 

 

「恥の多い生涯を送って来ました」と言うあまりにも有名な書き出しの小説です。

太宰が捨て身をする直前に書かれたもので、苦しい心情が一字一句から伝わってくる作品になっています。何度でも読みたくなります。

 

火花 又吉直樹

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

第153回芥川賞受賞作。

売れない芸人の主人公が自分にないセンスを持っている先輩に出会い、話は進んで行きます。とても人間味に溢れた作品で、哲学的に考えさせられる内容でもありました。

スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介

 

 

スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫)

スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫)

 

 

こちらも第153回芥川賞受賞作。

早く死にたいとぼやき続ける祖父の言葉を真に受け、その願いを叶えようと奮闘する孫の変化を描ききった作品。可笑しさや感動が入り混じった感情になります。

 

私の消滅 中村文則

 

私の消滅 (文春文庫)

私の消滅 (文春文庫)

 

 

このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。

分からないなりに読み進めていくと繋がっていく純文学ミステリー。

この薄さでこの濃さか!今回の企画にぴったりの一冊です。

 

異類婚姻譚 本谷有希子

 

異類婚姻譚 (講談社文庫)

異類婚姻譚 (講談社文庫)

 

 

夫婦の顔はだんだん似てくるってよく言いますよね。それを強烈に描写した感じです。

家にいる時間が増えている今、彼や彼女が人間の形をしているか、あなたも確かめ直してみてはいかがでしょうか?

 

というわけで、上記5冊が200ページいないで読める良本でした。

文庫で買ってもとても薄く持ち運びに便利なのでおすすめですよ。

 

 以上、都会読書の時間でした。

皆様の日常に本があるきっかけになっていれば幸いです。

 

 

 

TaKeYaBlogの自己紹介

ご挨拶

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どうも初めまして、TaKeYaです。

 

✔︎藝術を愛しているチェックリスト

  • 年間100冊程度のペースで読書
  • 繊維商社勤めで洋服の知識あり
  • 昨年美術展12回訪問
  • バンドや楽曲制作の経験あり

 

それくらい藝術を愛しています。

 

 わかっていただけますでしょうか?

今すぐわからずとも、このブログで内なる熱を放出し続けさせていただきます。 

このブログの大義

「なぜ本を読み続けるの?」

友人の一言に私は考え込みました。

そしてある答えにたどり着きました。

”本でセンスを磨いているのだ。”と。

センスとは「選ぶ」ことです。

これは松浦弥太郎著『センス入門』の冒頭です。

 

センス入門

センス入門

 

 

私たちは生活のなかの行動を常に選択しながら生きています。

その選択をより良いものにするために藝術はある。と私は思うのです。

 

TaKeYaBlogは様々なジャンルの藝術を見てセンスを磨いていこうというブログです。

これから、よろしくお願いします。

 

またtwitter,instagramのアカウントもあります。

twitterでは藝術から得た考えを、instagramは日々の読書記録をご紹介。

ぜひSNSのチェックもお願いいたします〜。